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…で、なんで私が10位なわけ? |
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い…いやぁ師匠…民意というやつは残酷ですなぁ…世間は師匠の良さがまったくわかっていないというか… |
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そうね、私の良さがわかっていたらこんな順位になるわけがない。 |
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ま…まったくですじゃ〜… |
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まぁ別に?順位とかそんなのはどうでもいいんだけど? |
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た…確かに…どうでもいいことですな。寛大な心を持つ師匠にとっては他愛も無いものですじゃぁ… |
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なんで私がアンタより順位が下なのよっ!!(バキッ!) |
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ぎゃふーっ!? |
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まったく頭に来るわね…このクソ寒い中、水着で海に行かなきゃいけないなんて… |
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そ…そんなことワシに言われても…(ぴくぴく) |
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私だけ何かするのはシャクだからアンタも手伝いなさいっ! |
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手伝いたいところですが、師匠のパンチが溝に入ってしばらく動けそうにないですじゃ… |
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あら、そう。それじゃ、一生砂浜に埋まっていてもらおうかしら(ざくざくざくっ) |
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え!?ちょ…ちょ…!師匠っ!?何をっ! |
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さっさと穴に埋まりなさい(ドカッ) |
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ひぇ〜!?こ、これは動けん…! |
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どう?立派な砂風呂でしょ。ま、夜になるとこのへんは潮が満ちて海面がだいぶ上昇するみたいだけど。 |
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何いってるんですか!師匠!早く出してくだされ〜!? |
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それじゃ、さようなら。生きてたらまた会いましょう、ルヴェル君。楽しかったわ。 |
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嫌じゃ〜!出してくれ〜! |
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その後ルヴェルは偶然近くを通りがかった漁師に命からがら助けてもらったそうな――― おしまい |